恐竜の尾
恐竜の尾のような旦局山脈の末端が、濃霧の太平洋の怒濤の申になだれ込んでいるが、その恐竜の尾に生えている棘から、毒気のような暗い飛沫が飛び散り、ここを通る舟人たちに襲いかかります。
この毒針に似た蛇紋岩と大理石の棘は、これまで数多くの生霊を海の底に曳きずり込んだ。
文化年間二八〇四~一八一八)奥地に行く南部藩の御用船が難破し、乗組んでいた百人の人々はかろうじて海岸に泳ぎついたが、飢えと疲労と寒さのために空しくなり、荒涼とした百人浜の一石一字塔は、様似等樹院の僧がそのときの供養にたてたものであるといわれているが、記録には何も残っていないともいいます。
北海道ツアーの思いで土産です。